皆さん、こんばんは!
今回のブログはHR/HMに興味のない読者の方はスルーして下さいね。
さて、私が2月9日に書いた西新宿のブート屋さんで買った音源を紹介したブログで

元DEEP PURPLEのボーカリストのイアン・ギランが結成したGILLAN の1978年12月27日のライヴに

これまた元DEEP PURPLEのギターリストのリッチー・ブラックモアが飛び入りで参加した『オマケ』でもらったCDを紹介させて頂きました。
このオマケのブートに対して、コメントやメッセで少し反響がありましたので、再度、違った観点で取り上げさせて頂きますね!(笑)
DEEP PURPLE ファンならご存知の通り、その後、1984年に第二期DEEP PURPLEのメンバーで再結成して、イアン・ギランとリッチー・ブラックモアは活躍する事になります。
このMARQUEE 1978 はそのイアン・ギランとリッチー・ブラックモアがDEEP PURPLEを再結成する前の僅か2曲ですが、競演したレアなライヴが収録されていますよん

それも、1984年以降の再結成DEEP PURPLEは残念ながら、イアン・ギランの喉の衰えは顕著で、リッチー・ブラックモアのギターもかなりキレがなくなりますが(リッチーの場合はヤル気の問題だと思います)、1978年と言えばイアン・ギランもリッチー・ブラックモアもまだ33歳と気力も体力も充実している時です!

なので、ここで演奏されたWOMAN FROM TOKYO とLUCILLE の2曲の破壊力は凄まじくて、特にWOMAN FROM TOKYO はDEEP PURPLE時代にも恐らくフルで演奏される事はなかったと思うので、リッチーが参加しているフル・バージョンの同曲は本当に貴重だと思いますよ

ところで、前回のブログで書いた様に、当時のリッチー・ブラックモアのバンドのRAINBOWのボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオの首を切ってしまったリッチーは後任のボーカリストが中々見つからず、このライヴの数日前のクリスマスの時に
『RAINBOWに入らないか?』
とイアン・ギランに血迷って加入を打診してしまい、結局は断られました。
その経緯は

私の愛読書のこの本の中にも紹介されていますし、リッチーの回顧録からも間違いない様ですね!
ただ、RAINBOW加入を断られたリッチーですが、この時はイアン・ギランに対して悪意は感じなかった様で、MARQUEEのGILLANのライヴに飛び入りで演奏した様です。
(*^^*)
私は、このMARQUEE 1978のブートは、西新宿のブート屋さんで『オマケ』としてもらいましたが、実は、この日のライヴCDのオフィシャル盤を現在も購入する事が出来ますよ!
ただ、オフィシャル盤と言っても、ブートレッグ(海賊盤)に近いハーフ・オフィシャル盤ですが…(笑)
それが

『ANGEL AIR 』から発売されている『Live At The marquee 1978』です。
このCDは、GILLANのベーシストのジョン海坊主マッコイが絡んでいる怪しげな音源です。
ジョン・マッコイが絡んだGILLANの音源がANGEL AIR から何枚もリリースされていますが、リーダーのイアン・ギランには許可を貰わずに販売している様で、イアン・ギランもご立腹の様ですよ!

実は、このライヴ盤はかなり以前に購入していたのですが、音質はオフィシャルのライヴ盤としては、ブート並みでかなり悪いです。
その為、私も2・3回聴いていただけで、それ以降は、CDラックに入れっぱなしでした。
ただ、今回オマケでもらったライヴ盤とこのオフィシャル盤のタイトルが同じ1978年のMARQUEEだったので、大阪に帰省した時に、CDラックから引っ張り出して来て、確認しました。
すると

ブートとオフィシャル盤のソースは違う様ですが、演奏内容は同じで

ちゃんとWOMAN FROM TOKYO とLUCILLEも収録されています。
また、WOMAN FROM TOKYO の途中で大歓声が上がって(リッチーがステージに上がったんだと思います)、その後のメンバー紹介の時の観客のリッチーコールの大歓声とイアン・ギランがリッチーを紹介する所もカットされずに収録されていますよ♪(笑)
でも不思議なのは、タワレコさんやHMVさんのサイトにもユーザーレビューはなく、Amazonさんのユーザーレビューでもリッチーが参加している事には触れていません。
また、タワレコさん、HMVさん、AmazonさんのCDの紹介にも全くリッチー・ブラックモアが飛び入りしている事は掲載されていません。
DEEP PURPLE ファン、リッチーフリーク、ギランファンからしたら、DEEP PURPLEが再結成する前にギランとリッチーが競演した歴史的なライヴの筈なんですけど…(笑)
まぁ、購入していた私も今回のオマケのブートを聴いて
『あれ?


と思ったくらいですから…(爆)
因みに、このハーフ・オフィシャルのANGEL AIR盤は、現在でもAmazonさんのHPから2000円代と普通の値段で簡単に買えますよ!
(^_-)
私のブログの読者の方が、このブログを読んで、ANGEL AIR 盤の購入に殺到するかもしれませんので、気になる方は急いで押さえて下さいね。
ただ、私はANGEL AIR のAmazonさんのイアン・ギランの回し者ではありませんからね!(爆) (爆) (爆)
あくまでも、この歴史的名演をご存知ない全てのDEEP PURPLE ファンへのお知らせです

ところで、このライヴ盤の元になったスタジオ盤は、発売当時は日本とオーストラリア(ニュージーランド)くらいしかリリースされませんでした。
1978年はまだ、アナログ盤なので、私もLPレコードで持っています。
タイトルもシンプルに『GILLAN』とだけになっていますよ。
なので、イギリスのGILLANのファンは、LPレコードを日本から輸入盤として購入していたそうです。
その為、2000年頃にCDが発売されましたが

この様なジャケットで、タイトルは『JAPANESE ALBUM』でイアン・ギランと日本盤でないのに、カタカナで表記されていますね!
私は、このジャケットをお店の店頭で見た時に、懐かしさとボーナス・トラックが入っているので、迷わず、即買いしました!

実はこのCDは先程、紹介したANGEL AIR のライヴ盤と違って、この後に直ぐに廃盤になり、現在も再発されていません。
その為、このスタジオ盤は、入手が難しいのでAmazonさんでは、1万円以上から3万円くらいの高額で取引されています!

ただ、リア友さんならご存知の通り、私の大阪の自宅は2度もゲリラ豪雨の被害にあって、床上浸水により、1階に置いていた、たくさんのCDが水没してしまいました。
私が買ったJAPANESE ALBUM も他のGILLANのCDと一緒に水に浸かってしまいました。
(私の大阪の自宅は高台にあり、淀川が決壊しても洪水に合わないと言われています。
ただ、高台にある中で、少し低い場所にあるので、ゲリラ豪雨により、排水が追い付かず4年間に2度も床上浸水の被害に遭いました。
50年以上前から住んでいるご近所さんの話では、床下浸水も含めてそんな被害の経験はこれまでなかったそうです。
ここ近年の異常気象は恐ろしいです。)
で、私のJAPANESE ALBUM は

水にやられてジャケットはボロボロになったので捨ててしまい、CDだけが残りました。


ジャケットの紙が、『GILLAN』のGIの所に引っ付いてしまっています。
でも、CD なので音はちゃんと再生しますよ♪(笑)
(^o^)
中古盤でも高額なので、水没して自棄になって、CD自体を捨てなくて良かったと思います!

さて、DEEP PURPLEは5月に来日して、仙台公演も開催されます。
イアン・ギランの声がJAPANESE ALBUMやMARQUEEのライヴ盤から少し衰えたくらいのレベルだったら、リッチー・ブラックモア抜きでも参戦するのですが…
参戦しても幻滅するだけだろうし…
(;´д`)
悩むところです!
おしまい
では、またね (⌒0⌒)/~~